湯河原荘のご入居様に関しまして


まず、湯河原荘に関しましては、旅館でございます。

ご入居者様におかれましては、長期滞在者としてお住まい頂いており、そのような契約書になっておりましたが、私が就任した時には、事実上既に、有料老人ホームと同じようなお過ごし方をされており、住民票を移しているご入居者様もおりましたので、会として大きな是正が必要でした。

*高齢者の方に3食の食事をご提供するならば、有料老人ホームとしての届出が必要である。

 

しかし、湯河原荘の建物の老朽化が激しく安全を保てないこと、有料老人ホームとして新たに申請することも建物の構造上できないこと、更に台風19号の被災が大きく補修工事では補えないことが明らかになり、有料老人ホームとしての申請をあきらめざるを得ない状況でした。また、ご入居者様におかれましては、長期滞在の契約期間が過ぎている方も多くいらしたり、滞在費を支払っていない方もいらした為、ぜんしきょうの運営上、そのような方には次のお住まいのご提案や第2塩山荘への受入れ等をご入居者様の承諾が得られれば、ご家族の方にも随時ご説明しておりました。このような中、2020年4月、新型コロナウィルスの感染者がご入居者様の通われているデイサービスで確認された為、その他のご入居者様及びご家族様に第1塩山荘への避難をご提案させて頂き、ご希望者様に対しては、安全の為、第1塩山荘で受入れを致しました。その後、緊急事態宣言が発令され、塩山への避難が長引き、また全国的に(山梨県、神奈川県も含む)不要不急の外出が出来なくなり、ご入居者様におかれましても外出の禁止をお願いしておりました。

その期間、ご入居者様におかれましては大きなストレスがあったこと、特に認知症を患っているご入居者様におかれましては不安も大きかったことは間違いありませんが、不要不急以外の外出の控えは、当会だけではなく、全国の病院、老人施設では集団感染及び重症者を出さない為にも自粛がなされており、現在も続いております。当会もこれにならい、念入りな消毒を含め、新型コロナウィルスの予防を徹底し、現在もご入居者様、職員ともに感染者は出ていません。